パソナルコンピュータ(パソコン)
|
|||||||
パソコンの種類 | |||||||
|
|||||||
パソコンは大きく分けてデスクトップ型とノート型に分かれます。 | |||||||
また、デスクトップ型にも様々な形がありますが、基本構成は同じです。 | |||||||
【ノート型】
|
【デスクトップ型】
|
||||||
ディスプレイの話 | |||||||
一般的にCRTと液晶の2つが使われています。 |
|||||||
CRTのメリットは低価格であることで、 17 インチを超える大型のものはCRTが一般です。液晶のメリットは省スペースであること、消費電力が比較的少ないことです。画面のインチの話がでてきましたが、使用されるディスプレイの対角線の長さで表示されています。例えば、対角線( 赤線 )が 17 インチの CRT を使ったモニタが、 17 型あるいは 17 インチ CRT です。しかしこの CRT 全面を表示領域として使えるわけではありません。CRT に依って異なりますが、対角線の全長より 0.5 - 1.0 インチ内側の領域( 緑線 )が表示領域となります。ですので、 17 インチ CRT と 15 インチ液晶の表示領域がだいたい同じということになります。 |
|||||||
|
周辺機器 | |||
その他、スキャナーやデジカメなども周辺機器と呼ばれているものです。 | |||
2 | |||
記憶装置
|
|||
ハードディスク | |||
ハードディスク(HDD)は、ソフトウェアや作成したデータを保存しておく為の記憶装置です。HDDは、フロッピーディスクの様に、ディスクを出し入れせずに、固定して使うという事から、固定ディスクともいわれます。
大容量のデータを保存でき、大容量のデータを高速に読み書きできます。 |
|||
フロッピーディスク | |||
容量の違いで 2DD 、 2HD とありましたが、現在は 1.44 メガバイト 2HD が標準です。 | |||
MO | |||
フロッピーと違い大容量のデータなどを保存する時に使います。 |
|||
CD-R | |||
上記のMOと同じく大容量のデータを扱う時に使われます。 CD-Rは書き込み専用です。 |
|||
CD- RW | |||
上記とほぼ同じですが、CD-RWは書き消しできるという特徴があります。 ※CD-RドライブではCD-RWメディアを使用できません。 |
|||
その他 | |||
最近では、更に大容量のデータを扱えるDVDメディアというのが発売されています。 これも、CD-R/CD-RWと同じく、DVD-R/RWなどがあります |
|||
3 | ||
周辺機器を接続するためのインターフェースの種類
|
||
■USB(ユーエスビー)接続 | ||
「ユニバーサル・シリアル・バス」の略で、今最も一般化した接続方式。 「Windows98」以降正式にサポートされた規格です。 メディアドライブの接続に限らず、デジカメやプリンタ、マウス、キーボードまで、様々な機器が接続可能です。 USBの特徴は、「パソコン本体の電源を入れたまま抜き差しできる」点です。 データの転送速度が速くなかったのですが、USB2.0の登場により転送速度が向上しました。 |
||
■SCSI(スカジー)接続 | ||
SCSIは古くからある接続方式です。 SCSI接続をするには専用のボードが必要です。 SCSIは「転送速度が速い」というのが特徴です。 そして「デイジーチェーン」といって数珠つなぎに最高7台までつなげて使うこともできます。 転送速度が速い分、SCSI対応の機器は高価になります |
||
■ATAPI(アタピー)接続 | ||
「AT・アタッチメント・パケット・インターフェイス」の略です。 現在最も安価に構築できる接続方法です・・・が、ATAPI接続の「外付け機器」はあんまり見なくなってしまいました。 「IDE」という接続方法も耳にします。現在の規格は「E-IDE」といいますが、「ATAPI」はこの「E-IDE」に準拠して規格化された、CD-ROMやMOドライブなどの接続方法です |
||
■E-IDE接続 | ||
デスクトップパソコンの内部には、通常4つまでIDE機器(ATAPIを含む)を接続することができるようになっていて、普通はハードディスクとCD-ROMドライブで2つは埋まっています。 このIDEの線は、マザー・ボードから直接出ているので、SCSIみたいにとくにボードなんかを増設する必要はありません。 |
||
4 | ||
OS
|
||
OSって何? | ||
OSとは、オペレーティングシステム(Operating System)の略で、基本ソフトともよばれます。
パソコンは「0」と「1」が羅列されたデータ(機械語)で動いていて、人間が話すような言葉の命令は解釈できません。 そこで、人間がパソコンを使いやすくするために人間とパソコンを仲介しているのがOSです。 例えるなら通訳家といったところでしょうか。 OSにはWindowsやマックOSなど、さまざまな種類があります。 |
||
OSはWindowsだけじゃない | ||
・マイクロソフト社の「Windows」 ・アップル社の「Mac OS」、 ・各社から多くの派生OSが開発されている「UNIX」、・・・ など、多くのOSがあるわけですが、現状としては、世界のオフィスの大部分をウインドウズが占めていること、ウインドウズ用に作られた「ソフトウェア」が多いこと、ウインドウズ上で動くソフトを使ってないとデータの交換が困難になってしまうこと等々の理由から、Windowsが多く使われています。 それでは、一番よく使われているWindowsの説明にうつります |
||
Windowsの種類 | ||
●Windows 9x 系統 一番一般的になったウインドウズで、「Windows 3.1」からバージョンアップして「95」、「98」、「98 SE」と来て、「Windows Me」につながっています。 ●Windows NT 系統 ネットワークに接続することを主眼に置いたウインドウズで、他のコンピュータと接続したときにその本領を発揮します。 Windows 9xに比べ、設定が難しく、ある程度知識を要します。 ●Windows XP さて、現在最新のWindowsとして販売されている「Windows XP」です。 コンセプトは上記の2大系統「Windows 9x系」と「Windows NT系」の統一を図るということになっていますが、実際はWindows NT系にWindows9xの見た目や表現方法が吸収された形になっています。 |
||
5 | ||||||||||||||
5 | |||
ファイルとフォルダ
|
|||
ファイル | |||
パソコンの中には、たくさんのプログラムやデータがはいっています。 |
|||
拡張子 | |||
ファイルの種類を表すものを「拡張子」といいます。 たとえば「見積書.xls」というファイルがあったとします。 拡張子「xls」はエクセルのファイルを意味しますので、これはエクセルで作成したファイルだということがわかります。 |
|||
ファイルサイズ | |||
ファイルのサイズを表すにはバイトという単位を使います。
1バイトが1000集まるとKB(キロバイト)になります。 |
|||
フォルダ | |||
先ほど、パソコンの中にはたくさんのファイルがあると説明しました。 また、私たちがパソコンで作成したデータもファイルとして保存されていきます。 少ない時は気になりませんが、だんだん増えてくるとどこに何のファイルがあるかわかりにくくなります。 そこでファイルを整理する必要がでてきます。 パソコンでは「フォルダ」と呼ばれるファイルの入れ物を使って整理します。 フォルダは書類入れのような形のアイコンで表示されます。 パソコンを大きな机にたとえると、それぞれの引き出しがハードディスクやフロッピーディスクなどになります。 その引き出し(ハードディスクやフロッピーディスクなど)の中にある、書類入れがフォルダ、その中の書類がファイルとなります。 フォルダやファイル名は分かりやすい名前をつけておくと整理する時に便利です。 通常エクスプローラーというソフトを使います。 |
|||
6 | |||
エクスプローラー
|
|||
エクスプローラーは、ファイルの移動、複製、削除、ファイル名の変更などを行います。 | |||
左側にはパソコン内のドライブとその中のフォルダ、右側には現在選択しているドライブやフォルダ内にあるフォルダやファイルの一覧が表示されます。 | |||
エクスプローラーの起動方法 | |||
起動方法-@ デスクトップ画面の「マイコンピュータ」を右クリックその中のエクスプローラーをクリックする。 起動方法-A 「スタート」→「プログラム」→「エクスプローラー」と順にクリックする。 |
|||
7 | ||
エクスプローラーの使い方
|
||
ファイルやフォルダのコピーを作る | ||
@コピーしたいファイルやフォルダをエクスプローラーの右画面で選択 Aメニューバーの「編集(E)」から「コピー(C)」をクリック Bエクスプローラーの左側画面で保存先のドライブやフォルダを選択 Cメニューバーの「編集(E)」から「貼り付け(P)」をクリック |
||
ファイルやフォルダを移動する | ||
@エクスプローラーの右画面で、ファイルやフォルダを選択 Aメニューバーの「編集(E)」から「切り取り(T)」をクリック Bエクスプローラーの左画面で移動先を選択 Cメニューバーの「編集(E)」から「貼り付け(P)」クリック |
||
ファイルやフォルダを削除する | ||
@ファイルまたはフォルダを選択 Aメニューバーの「ファイル(F)」から「削除(D)」をクリック ※この時、削除されたファイルやフォルダはゴミ箱の中に移動します |
||
削除したファイルやフォルダを元に戻す | ||
@エクスプローラーの左側画面でゴミ箱を選択 Aエクスプローラーの右側画面で元に戻したいファイルやフォルダを選択 Bメニューバーの「ファイル(F)」から「元に戻す(E)」をクリック |
||
ファイルやフォルダの名前を変える | ||
@名前を変えたいファイルやフォルダを選択 Aメニューバーの「ファイル(F)」から「名前の変更(M)」をクリック B名前を変更し、「Enter」キーを押す |
||
新しいフォルダを作る | ||
@左画面で新たにフォルダを作りたいドライブやフォルダを選択 Aメニューバーの「ファイル(F)」から「新規作成(N)」をたどって「フォルダ(F)」をクリック B右側画面に「新しいフォルダ」というフォルダができるので、適当な名前をつけて「Enter」を押す |
||
削除とゴミ箱の違い | ||
ゴミ箱・・・不要なファイルを一時的に保存しておく場所です。 ファイルやフォルダの削除をしてもデータはすぐに消去されるのではなく、一端ハードディスクの「ゴミ箱」に納められます。 削 除・・・「ゴミ箱を空にする」命令を与えたときが削除となります。 |
||
8 | |||
画像の種類
|
|||
ベクトルデータとラスタデータ | |||
コンピュータ上の画像データは大雑把に分けて2種類あります。 一つはベクトルデータ、もう一つはラスタデータ(ビットマップデータ)です。 |
|||
ベクトルデータ | |||
ベクトルデータとは、計算によって描かれているグラフィックデータのことをいいます。 ベクトルデータはその「絵」について、線の位置、長さ、太さ、カーブの角度のデータを持っています。 |
|||
ラスタデータ | |||
ラスタデータは、画像を点の集合として扱います。 | |||
画像形式 | |||
・BMP(ビットマップ;拡張子「bmp」) | |||
Windowsで使われる標準の画像形式。 1667万色のフルカラーが扱えますが、画像を作る1つ一つの点がもつ情報を保存するのでデータサイズが大きくなります。 |
|||
・GIF(ジフ;拡張子「gif」) | |||
圧縮した画像形式の1つ。 256色までしか使えませんが、イラストなどの同じ色が連続する画像に向きます。 写真などは数万色使わないと正しく表現できないため不向きです。 |
|||
・JPEG(ジェイペグ;拡張子「jpg」もしくは「jpeg」) | |||
圧縮した画像形式の1つ。 1667万色のフルカラーが扱えるので写真などの画像に向いています。 この形式は人間の目の錯覚を利用して画像情報を適当に間引き(圧縮)しますので、あまり圧縮すると画像が劣化します。 |
|||
・TIFF(ティフ;拡張子「tiff」もしくは「tif」) | |||
bmp画像を様々なコンピュータの間でやりとりすることを目的にした形式。 | |||
9 | ||
インターネットとメール
|
||
インターネット | ||
インターネットの話をする前に、まず、ネットワークの話をしましょう。 パソコンが2台あり、片方のパソコンにはプリンタがつながっていたとします。 ファイルのやりとりをするにはいったんFDやMOなどに保存して相手のパソコンで読み込んでもらわなければなりません。 また、印刷する時は、プリンタがつながったパソコンに印刷したいファイルを読み込ませてから印刷しなければならないので、プリンタのつながったパソコンはその都度作業を中断しなければなりません。 これをケーブルでつなぐと、お互いのパソコンのドライブやプリンタの共有ができるので、ケーブルでつながない場合に比べると、作業効率がアップします。 これがネットワークの基本単位です。 インターネットは、このネットワークが世界規模でつながったものと考えて下さい。 では、世界中のネットワークをつないでいるものは何でしょう? |
||
インターネットで何が出来る? | ||
インターネットにつながると、インターネット上にあるいろんなホームページを見ることが出来ます。
外食するならレストラン情報、ショッピングをするならインターネット通販、旅行をするならホテルや航空券の予約などなど・・・ 時間も経費もわずかですむので、今ではほとんどのことがホームページで事足ります。 また、今やプライベートではもちろん、仕事上でもかかせないものに「メール」があります。 メールは簡単に送れて、インターネットにつながっていれば世界中のどこにでも、ほんの数秒もしくは数分で届くというメリットがあります。 しかも、このメールにはファイルを添付して送ることが出来るので、例えばデジカメで取った写真を添付してメールを送ることができますし、今までは数日かけて郵送していた資料も、添付して送ることでその日の内に相手に届けることができます。 |
||